本システムは、(財)日本住宅・木材技術センタ−発行の「木造軸組工法の許容応力度設計2017年版」に準拠した許容応力度設計により4階建てまでの計算処理を行います。
2階建て以下の木造住宅については、壁量規定による計算も可能です。
出力は確認申請用構造計算書・構造計算概要書(オプション)又は、住宅性能評価の資料としてもご利用いただけます。
このシステムは3階までの在来軸組構法・伝統的構法・枠組壁工法及び1階RC造・S造混合構造に対応しています。また解析方法は、一般診断法と精密診断法1(保有耐力法)精密診断法2(保有水平耐力による)を選択できます。精密診断法により、補強設計は、現状より、自動で補強案1〜補強案5まで現状ファイルをコピ−して、5個の補強案まで自動作成が可能です。出力は、(財)日本建築防災協会のマニュアルに沿って出力出来るよう構成しました。
本システムは、耐震診断者の方によりお使い頂けるよう入力をグラフィックを採用しています。構造計算の知識があまりない方でも調査デ−タ用デ−タシ−トを使い入力いただければ、簡単に算出できるように構成しました。
長期優良住宅の普及の促進に関する法律が平成21年6月4日施行により、長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた住宅(長期優良住宅)の普及を促進することで環境負荷の低減を図り、良質な住宅ストックを将来世代に継承することを目的とする法律。
このシステムは、指定住宅評価機関への設計性能評価申請に必要な添付図書等を「日本住宅性能表示基準」「評価方法基準」に基づき、効率よく作成するためのソフトウェアです。
木造住宅2階建てまでの構造計算を目的に開発しました。計算内容は、壁量計算・壁量充足率の計算・偏心率の計算・N値計算による接合金物の選定計算が建物形状を入力により、一貫計算処理されます。
入力が少ないので、意匠設計・構造計算の知識のない工務店の住宅担当の方にも簡単に操作できます。